弁護士法人ウィズの弁護士岡崎秀也です。 本コラムでは最近のニュースについて,法律的に解説します。 平成26年10月23日,最高裁で,妊娠を理由に管理職から降格されたとする女性の訴えを認めた判決がありました。 この判決について,何回かに分けて解説してゆきます。 女性は2004年に病院の管理職に昇格。 妊娠した08年,業務が軽い部署への異動を希望。 異動後に管理職を外される。 復職後も職位復帰できず, 10年,管理職手当の賠償などを求め病院を提訴しました。